心身一如
「心身一如」
※「身心一如」ともいいます。
禅の言葉です。
この意味は、
「心と体はひとつである」
この言葉を聞いてどう感じましたか?
心と体って別々に考えてしまいがちだけれど
ココロとカラダはひとつです。
例えば、いまあなたが何かで落ち込んでいるとしましょう。
そうしたときに、あなたはどんな姿勢をしているでしょうか?
背中が丸まり、
肩も内側に入り、
少しうつむいているようなイメージが浮かんだのではないかと思います。
では、逆に今度は気持ちが前向きで自信に満ち溢れている状態ならどうでしょう。
どんな姿勢でしょうか?
背筋がピンと伸びていて、堂々と胸を張っているそんなイメージではないでしょうか。
このように、”ココロの状態はカラダにでているのです。”
ということは、「カラダの状態もココロに影響を与えているということです。」
では、先ほどの続きで
今度は実際に”背中をまるめてみてください。”
どんな感じがしますか?
次に今度は、”背筋をピンと伸ばしてみてください。”
どんな感じがしますか?
「心と体はひとつ」
こんな風に姿勢を正すという行為だけで気持ちも変わってきたりするものです。
大きくいえば、”自分次第で変えられる。”ということですね。
ヨガでアーサナ(※ヨガのポーズをとることをアーサナといいます)をとることは心へのアプローチでもあります。
続けていくと、確実に体は変わっていきます。
すぐには分からないかもしれないけれど、
続けていけば実感できると思います。
心を変えるには、多少の身体性の変化も必要なものです。